生命保険料控除ではどのくらい節税できるのか?詳しく解説します

サラリーマンとして企業に勤めるものであっても、「節税」はすべきです。個人でもできる節税のひとつとして、生命保険料控除というワードを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。本記事では、生命保険料控除について、仕組みを詳しく解説します。

生命保険料控除とは

生命保険料控除をざっくりと説明すると、

生命保険に加入していると、生命保険料の金額を加味して所得から控除ができる

という制度になります。

 

所得とは収入から経費を差し引いたものであり、この所得に対して税率を乗じて税金を算出することが多いです。

 

生命保険料控除の対象となる保険

生命保険料控除に関しては制度が改正されたため、旧制度と新制度について理解する必要があります。

新制度が適用される平成24年度以降は、対象となる生命保険は次の通りです。

  • 生命保険
  • 介護医療保険
  • 個人年金保険

旧制度が適用される平成23年度以前は、対象となる生命保険は次のとおりです。

  • 生命保険
  • 個人年金保険

生命保険料控除ではどのくらい節税になるのか

結論、生命保険料控除は最大でも保険料の半分しか対象にならないと考えてもらうのがいいでしょう。

 

控除の上限額は、所得税は12万円、住民税は7万円と定められています。

 

しかし、注意したい点は、「所得控除」と「税額控除」は異なり、生命保険料控除は前者の「所得控除」であるということです。

つまり、所得控除額に税率を乗じた金額が実質的な節税金額となります。

 

例えば、所得税率を45%、住民税を10%だと仮定します。

そうすると、

  • 12万円 × 45% = 5万4,000円
  • 7万円 × 10% = 7,000円
  • 5万4,000円 + 7,000円 = 6万1,000円

6万1,000円が実質享受できる最大節税金額になります。

まとめ

生命保険料控除という制度を利用すると、たしかに節税になる部分はあります。

しかし、節税額が保険料を上回ることはありません。

そのため、節税を理由に生命保険に加入することはやめたほうがいいと断言できます。

一方、すでに生命保険に加入している方であれば、生命保険料控除制度の利用を検討してみるといいかもしれません。

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